求められる環境基準


最近、建築解体工事業界の大きな動きとして『建設資材リサイクル法』が施行されたことが挙げられます。この法令によって木材、コンクリート、アスファルトの3種類は分別して解体し、なおかつ再資源化を義務づけられました。このことによる影響についてどう考えているのですか?
「やはりリサイクル法の施行によって、大手ゼネコンをはじめとして、ますます環境に対する社会的責任が求められるのではないでしょうか。ですから、環境をより意識される取引先様のニーズに応えることが弊社の役目だと考えております。」


変わるヤマシタ、変わらないヤマシタ

業界全体が急激な変化を迎える中、80余年の歴史をもつヤマシタの社長が考えているヤマシタの今後の展望は?

「弊社は初代山下新吉から数え、80余年の歴史があります。しかし今までの実績にあぐらをかかずにさらなる信頼を得るために成長していきたいと考えております。」

具体的にはどういった成長を考えているのですか?
「先ほど述べさせていただきましたように、リサイクル法制定でますます取引先様からの地球環境保護に対するニーズが高まっていくのではないでしょうか。ですから我々解体工事業者も従来の単なる労務提供型の会社から、環境や品質に関する知識提供型や技術提供型の企業に変わるべきだと考えております。」

新たなヤマシタに生まれ変わるのですか?
「いや、一言で言えば“温故知新”でしょうか。つまり80余年間積み上げてきた信用実績を守ることも変化と同様に大切です。ですから80余年の信用実績という伝統を守った上でなおかつ、取引先様のニーズに応えてより信頼感の頂けるような会社に変化をしていきたいと考えております。」
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